170301 いまさら聞けないブロックチェーン①

いまさら聞けないブロックチェーン
ビットコインを中心に、まとめてみよう

ブロックチェーンの衝撃？
インターネット以来の発明？
信頼のネットワーク？
ビットコインを支える技術？
→よく分からないけど、Fintechとかで盛り上がっているのは
『ブロックチェーン』ってのが関わっているようだ。

で、なんなの？
ブロックチェーンって、そんなすごいの？

なにがすごいか
整理してみよう
ブロックチェーンと、あとビットコインも。

このスライドの目的
ブロックチェーンの「特徴」を理解する

ブロックチェーンの「仕組みのミソ」を押さえる

ブロックチェーンの「仕組みのミソ」を押さえる
ブロックチェーンが「使えそうな領域」を妄想する

ブロックチェーンの
「特徴」を理解する

ブロックチェーンのここが独特
■『この２つ』の組み合わせが新しい。

中央集権的ではなく

分散したシステム
で成り立っている

分散的なのに

内部のデータが
改ざんできない
仕組み
になっている
分散的なのに

『中央集権的』と『分散的』

いままでの銀行システム
（中央集権的）

マスタ
『正』となるサーバが存在

マスタ
これを守る管理者が必要
管理者が存在
（管理が信頼の証）

いままでの銀行システムブロックチェーンによるビットコイン
マスタ
管理者が存在
（中央集権的）（分散的）

マスタ
たくさんのサーバ（ノード）で同期しあい、
『正』の情報として格納
管理者が存在

マスタ
たくさんのサーバ（ノード）で同期しあい、
『正』の情報として格納
管理者が存在
管理者不在
（信頼の仕組みで担保）

『中央集権的』な仕組みの場合

管理者が、守ってくれている（という前提）。
管理者は、勝手に改ざんしない（という前提）。

管理者が、守ってくれている（という前提）。
管理者は、勝手に改ざんしない（という前提）。
マスタ
ここに書かれている情報が絶対正しい。

『分散的』な仕組みの場合

多数決で、正しい事を保証する。
空間的に『改ざんできない』仕組みになっている。

多数決で、正しい事を保証する。
空間的に『改ざんできない』仕組みになっている。
ここの値はAここの値はA
書き換えるには、半数以上を同時に改ざんしないとできない。

それって目新しくしくなくない？

時間的な改ざんへの対応

今までの全データが「ブロック」で積み重なっている。

ブロック
2

ブロック
2
ブロック
3

ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4

ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4
ブロック
5

次のブロックと前のブロックが「つなぎ目」で、くっついている。
ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4
ブロック
5
つなぎ目
つなぎ目
つなぎ目

過去のどこかを改ざんするには、そのあと全部を改ざんしないと、
つながらない。
ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4
ブロック
5
ここを変えてしまおう！
悪いやつ
つなぎ目
つなぎ目
つなぎ目

過去のどこかを改ざんするには、そのあと全部を改ざんしないと、
つながらない。
ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4
ブロック
5
ここもここもここも
変えなきゃ！
悪いやつ
つなぎ目
つなぎ目
つなぎ目

「つなぎ目」の部分は「変わったあとの値」に変えるがのとっても大変。
→ 実質的に変更できない。
ブロック
2
ブロック
3
ブロック
4
ブロック
5
改ざんと矛盾しない値を
見つけられないよ。。。
悪いやつ
つなぎ目
つなぎ目
つなぎ目

ここまでのまとめ
ブロックチェーンの特徴は大きくこの２つ
内部のデータが
改ざんできない
仕組み
になっている
分散的なのに

続きは、こちら。
『170301_いまさら聞けないブロックチェーン②』
https://www.slideshare.net/araseyuta/170301-72686458

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